第2回シンポジウム「交通政策基本法」「地域公共交通活性化再生法」への実務対応

「交通政策基本法」
「地域公共交通活性化再生法」への実務対応

日時:2014年8月7日(木)13:30-17:40
会場:岡山国際交流センター2階(国際会議場)

2014.8.8
小嶋理事長メッセージ
「交通政策基本法、地域公共交通活性化・再生法の改正で地域の足を守るために、今、何をなすべきか?」

サマリー

一昨年秋、井笠鉄道(株)が突然の経営破綻。その運行は(株)井笠バスカンパニーの設立によって引継がれ、地元自治体と住民、公共交通事業者の懸命な努力で地域の足は奇跡的に守ることができました。

国政の場でも、昨年「交通政策基本法」が成立し、今年5月に「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部を改正する法律案」が国会で成立しました。人口が減少する社会において地域活力を維持・強化するためには、コンパクトなまちづくりと連携して、地域公共交通ネットワークを確保していく必要があり、今後は地域の総合行政を担う地方公共団体のリーダーシップが強く求められてきます。

今後必要となる形成計画・再編計画・協議会の3つの柱を基軸とした枠組み構築には、持続可能な地域公共交通を改善・維持・再生していくための法案趣旨の理解が不可欠であり、地方自治体・住民・公共交通事業者のより良い協働関係構築へ向けた具体的な実践方法を、第一人者の先生方と探求したいと思います。

 

プログラム

第一部 基調講演&話題提供(13:30〜14:30)
開会挨拶:小嶋 光信 一般財団法人 地域公共交通総合研究所 理事長
『「交通政策基本法」「地域公共交通活性化再生法」立法の背景と今後の課題』(PDF資料をダウンロードできます)

話題提供:家田 仁 東京大学大学院 兼 政策研究大学院大学 教授
『基本法のキモはどこに? 〜国民・情報・見える化〜』(PDF資料をダウンロードできます)

話題提供:加藤 博和 名古屋大学大学院 准教授
『意識共有・役割分担・連携協働が地域公共交通を持続可能とする〜新しい法制度をかしこく活用せよ〜
地域公共交通破綻の危機をいかに回避するか?』(PDF資料をダウンロードできます)

第二部 パネルディスカッション (14:40〜16:50)
★パネラー

  三島 紀元笠岡市長

  家田 仁東京大学大学院 兼 政策研究大学院大学 教授

  鎌田 実東京大学大学院 教授
『移動・交通に関する一考察』(PDF資料をダウンロードできます)

  土井 勉京都大学大学院 特定教授
『持続可能な地域公共交通構築のために』(PDF資料をダウンロードできます)

  加藤 博和名古屋大学大学院 准教授

★モデレーター
  小嶋 光信一般財団法人 地域公共交通総合研究所 理事長

基調講演:藤井 直樹 国土交通省 総合政策局 公共交通政策部長
『「交通政策基本法」と「地域公共交通活性化再生法」の目指すもの』(PDF資料をダウンロードできます)

 

質疑応答 (17:00〜17:40)
  藤井 直樹国土交通省 総合政策局 公共交通政策部長
  三島 紀元笠岡市長
  家田 仁東京大学大学院 兼 政策研究大学院大学 教授
  鎌田 実東京大学大学院 教授
  土井 勉京都大学大学院 特定教授
  加藤 博和名古屋大学大学院 准教授
  小嶋 光信一般財団法人 地域公共交通総合研究所 理事長

閉会挨拶:小嶋 光信 一般財団法人 地域公共交通総合研究所 理事長