第5回シンポジウム

地域のモビリティをどう確保するか?
〜地方創生に向けた公共交通を含む諸方策の新たな総合的展開〜

地方部のモビリティ確保は、人口減少と高齢化が進み地方創生が叫ばれる中、ますます重要な地域の課題となっている。 ここでは、まず PART1 では斯界の専門家の講演を通じて、技術開発の側面、法制度の側面、そしてコミュニティ活動 といった人間的・社会的な側面から、地域のモビリティの総合的な充実に向けた新たな可能性を探る。さらに PART2 では、地域公共交通経営のプロフェッショナルと道路旅客輸送行政のトップによる鼎談で、地域公共交通経営の今後 の在り方について忌憚のない議論を展開する。

日 時: 2017年8月9日(水)
●開場 12:30 ●開演 13:00〜
場 所: 東京都港区六本木 7-22-1
政策研究大学院大学 想海楼ホール
共 催: 政策研究大学院大学
費 用: シンポジウム参加費 :1,000円
懇親会費 : 3,000円
定 員: 約300名


プログラム

13:00-13:15 開会挨拶 家田 仁氏(政策研究大学院大学 教授 地域公共交通総合研究所 理事)

PART1 講演: モビリティ確保方策の質的転換を目指して 〜社会・システム・技術の新たな展開〜

                         
13:15-13:35 【講演1】吉澤 武彦氏(日本カーシェアリング協会 代表理事) 資料はこちら»
「共助のコンセプト」で地域モビリティを確保する 〜石巻発カーシェアリング・ライドシェアリングの取り組み〜
13:35-13:55 【講演2】鳩山 紀一郎氏 (長岡技術科学大学 環境社会基盤工学専攻 特任准教授) 資料はこちら»
三陸被災地域における地域モビリティ再生の様々な試み 〜その明暗〜
13:55-14:15 【講演3】岡村 敏之氏 (東洋大学 国際地域学科 教授) 資料はこちら»
「自助」・「共助」と「地域公共交通事業」のはざまを探る
14:15-14:35 総合質疑(1)
14:35-15:05 【講演4】羽藤 英二氏 (東京大学 社会基盤学専攻 教授)資料はこちら»
モビリティの未来:自動運転とシェアリング 〜技術的期待と限界性〜
15:05-15:35 【講演5】大聖 泰弘氏 (早稲田大学研究院 次世代自動車研究機構 特任研究教授)資料はこちら»
クリーン・モビリティの将来性
15:35-15:55 総合質疑(2)
15:55-16:20 休憩

PART2 鼎談: 地域公共交通経営の改善方策 〜制度と経営の多様なアプローチ〜

16:20-18:00 座長:藤井 直樹氏 (国土交通省 自動車局長)
   松本 順氏(株式会社みちのりホールディングス 代表取締役)
   小嶋 光信(一般財団法人地域公共交通総合研究所 代表理事)
18:00-18:10 閉会挨拶 小嶋 光信