和歌山電鐵貴志川線の再建

南海電鉄が貴志川線の廃止を表明したことで地元の利用者を中心に貴志川線の未来をつくる会が結成され、両備グループの岡山電気軌道にどうやったら再生できるかの相談があり、津エアポートラインの開設方法である、

公設民営とする。
運行は第三セクターでなく経営責任が明確になる単独出資とする。
利用者中心の運営委員会を会社内に作り、運営の司令塔とする。
の再建案を作提案。この方法しかないという行政の判断で、運行業者の公募に入るが、やはり鉄軌道会社の応募が無く、口説かれて岡山電気軌道もコンペに参加。

南海電気鉄道が廃止申請をしている貴志川線の後継事業者として岡山電気軌道が選定され(平成17(2005)年4月28日)、100%出資により設立した新会社「和歌山電鐵(株)」(和歌山県和歌山市/同年6月27日)により、和歌山電鐵貴志川線が開業(平成18(2006)年4月1日)。
公有民営による再生を実証中

  • URLをコピーしました!