髙橋 淳悦
「地方創生」は、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的としているわけですが、その地方創生を成しとげるために必要不可欠なインフラである地域交通について、政府、地方公共団体は、今まで以上に政策課題としての取り組むべきと思われます。
人口減少と高齢化が急速に進んでいる地域において、住民の生活の足であり、特に若年者、老年者にとって必要不可欠な地域交通が維持されなくなった場合、その地域住民への物理的・精神的影響は計り知れません。一方で、厳しい財政制約の下、地域交通運営主体への行政支援にも限界があると思われます。
そこで、政府、地方公共団体として、地域交通の所有主体及び運営主体のあり方、最適なコスト負担のあり方等、民と官がどのような形態・バランスで社会インフラたる地域交通に関わっていくのかについて検討していくことが急務だと思われます。
地域開発を業務としている私として、地域交通の望ましいあり方等の課題解決に向けて活動されている地域公共交通総合研究所に参加させて頂くことは光栄でありますとともに微力ながらお役に立ちたいと考えている次第です。
氏 名 髙橋 淳悦(たかはし じゅんえつ)
現 職 (株)日本政策投資銀行 岡山事務所長
生年月日 昭和45年2月8日
学 歴
平成4年3月 慶應義塾大学卒業
職 歴
平成4年4月 北海道東北開発公庫(現 株式会社日本政策投資銀行)入庫
平成15年3月 日本政策投資銀行 総合企画部 調査役
平成18年6月 同 ロサンゼルス駐在員
平成20年10月 株式会社日本政策投資銀行 ロサンゼルス駐在員
平成21年4月 同 国際部 課長
平成23年6月 同 東北支店 次長
平成27年3月 同 企業金融第4部 次長
平成28年6月 同 岡山事務所長